2025年7月30日(火)雨時々曇り。今日は一日中、100m先が全く見えない濃霧です。船は安全確保のために約5分毎に汽笛を鳴らして航行しています。毎日掲載している海図に日本列島が登場してきました。

現在の位置

海図に日本が見えてきました。

横浜からの移動距離:53,805Km

本日の資料

20250730船内新聞

本日の船内WIFI状況

理由は不明ですが、スターリンクwifiギガは2.58GBと大幅な減少。残念ながら、この船上ブログのリアルタイムアップはあと2日間で終了予定。残りは帰国してからのアップになります。
残容量:6.24GB→3.66GB(△2.58GB)

本日の歩数

2日連続の1万歩未達成。
9,493歩

日課と朝食

健康サルサの後、6階洋食で6名相席の朝食。船時間で昨夜のカムチャッカ半島地震による津波を話題にしました。こちらから投げかけましたが反応は薄め。他の場所でも全く話題になっていません。他愛のない会話をしながらの朝食でした。7階デッキ散歩は濃霧で寒かったので中止です。

昨日お土産披露会に出品した、全寄港地で購入したマグネットをキャビン入口に飾りました。全クリならぬ、complete!


無意識の偏見、日本語教師としての私の経験から

主に留学生を対象とした有料(80万円位)の日本語学校(横浜、岐阜)で教えている方のお話です。有料日本語学校で習う外国人の目的は、日本語能力試験(JLPT)で資格(N1、N2)取得し、有利な就職をすることです。それに対してラウンジに来る外国人は、日本語で最低必要なコミニュケーションを取れる様になりたい、友達を作りたい等が目的です。生徒の環境や目的が異なるので、この説明が最初にあった方が良かったと思いました。


長崎さるく倉守さんと歩く長崎の街

「ブラブラ歩き回る」という意味の「さるく」。被爆者の倉守さんと一緒に歩いているように平和公園や原爆遺構などを紹介する企画でした。


ピースボート2026年・2027年地球一周の船旅説明会

◯さんが毎日自主企画で雑学を披露する「Fujiwara」さんに質問する企画(超有名人「Fujiwara」さんの秘密を聞き出しましょう)に参加しました。しかし、◯さんのつまらない話が多く途中退出。プリンセスシアタ-で開催してる「ピースボート2026年・2027年地球一周の船旅説明会」に途中参加しました。新しく導入した迫力の映像・写真による寄港地の説明に、予約している2027年V126を再考しようかと一瞬思いました。


トアウクレレミニライブ

チャット仲間(V120Amigos)が中心となって船内活動していた、ウクレレチームの最終ライブが開催されました。チームメンバーや観客も増えて盛況でした。


日本の戦後平和主義と「平和憲法」

日韓関係を念頭においた「平和憲法」、韓国の憲法との比較を国防、歴史、民俗性などの観点から分析した企画です。途中からの受講でしたが勉強になりました。講演後、大声で講師に意見している女性がいました。一度レストランで同席しましたが、海外経験が長く主張の強いタイプです。席では皆大人の対応をするので認められていると勘違いしてしまうんでしょう。今回は意見交換会ではなく、終了後個別に対応する、と言っているのに譲らない。困ったものです。

続編!「今どう生きるべきか~を教えてくれたアーチストたち」

絢香、Superfly、平井堅、ケミストリーらのプロデュースから学んだ大切なことを音楽プロデューサーとして活躍した四角大輔さんの企画。多数のミュージックビデオとエピソードを通した解説です。録音・録画・撮影は禁止、ここだけの話も多く、とても興味深いお話でした。トップを取るアーティストは、天才の素質を天才のプロデューサーに見いだされ共に育み生まれた結晶だと思いました。


ジャマイカで夢が叶った話

全クリ(ポスター貼りで無料乗船)の勇者で運動会の緑団団長、21歳のジャマイカ好きの女性が友達2名と一緒にニューヨークで離脱。5日間のジャマイカ生活でジャマイカ文化を吸収し、陽気な人達とふれ合い、話題の食べ物を楽しみ満喫したエピソードを披露。「ジャマイカへ行く」という小さい頃からの夢を叶えた話です。誠実な人柄に好感が持てました。話の中に「レッドストライプも飲んだ」というフレーズがあったので、講演後キャビンにあったレッドストライプを「これでジャマイカに浸って」と渡してあげました。


卒業まで最短2か月!お寿司の学校についてお話します

数か月でお寿司が握れる学校があると知ったのはピースボートの食事相席です。定年をきっかけにお寿司の専門学校に通った方が今日の講座主催者と思っていましたが、NHK協力会社で映像技術の仕事をしていた40代くらいの女性の自主企画でした。

お寿司専門学校はたくさんあるようで、費用は道具を含めると100万円位です。シャリの握り方では船形で13gが合格、盛り付けではご飯粒が1粒残ると減点、魚のさばき方などのテストに合格しなければならないようです。

最短で2ケ月の学校を卒業するとお寿司関係の仕事に就く方も多いようです。彼女は帰船後、銀座のKAⅠというお店で働くと言っていました。色々な生き方があると感心しました。

夕食

今日の夕食はメニューが新しくなっていたので5階。赤ワインと一緒に頂きました。



感想

トアウクレレミニライブでは知り合いの顔を見ながら懐かく演奏を聞きました。四角大輔さんの企画はいつも面白い。21歳のジャマイカ好きの女性の誠実さと行動力に感心。お寿司の学校と世界一周で人生を変えた女性。いろいろな人生ドラマを感じる一日でした。